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2026年9月11日金曜日

“防虫ネット・ハチネット”してますか?

皆様こんにちは、森田です。

突然ですが、花粉交配用としてミツバチをご利用されている皆様にお伺い致します。

「ハウスのサイドにネットを展張していますか?」

私はミツバチをはじめとした訪花昆虫資材を販売する仕事をしています。

その関係でイチゴやスイカ、メロンなどのビニールハウス圃場にお伺いする機会があるのですが、サイドネットの展張率が地域によって様々であることに興味を持って拝見しております。


仕事柄どうしてもミツバチ目線で考えてしまうのですが、訪花昆虫資材をハウスに導入するのであればサイドネットは展張して頂いておいた方が良いと考えております。

(サイドが完全に開いていれば圃場外の花からもエサを集めることができるのでメリットもありますが、開け閉めをするのであればミツバチが帰巣できなくなり目減りにつながる恐れがあります。そもそも作物の授粉のためにミツバチを導入しているわけですから圃場外に出るのは本末転倒か?)

しかし一方でサイドネットを張ることで通気性が悪くなったり、それに伴ってカビ病が発生するリスクが高まるとも聞いております。


そこでサイドネットを展張している生産者の方にお話を伺ってみました。


【生産者様の声】

目合い1㎜以下のサイドネットを展張している。昔は『通気が悪くなるためサイドネットは張らない』が通説だったが、最近は『アザミウマ対策としてネットを張る』が通説になっている。

害虫対策にはやはりネットが必要であると考える。

カビ病が心配であったが問題なし‼

(愛知県イチゴ生産者)


マルハナバチを導入する場合はハウス外への逃亡を防ぐため目合い4㎜のネット展張が必要。

風の通りが悪くなった気はそれほどしない。

(宮城県イチゴ生産者)


ハウスへのコナジラミ侵入対策として0.3㎜×0.6㎜の微細防虫ネットを展張している。

このネットは特殊な立体構造で水幕が張りにくいため風が通りやすいので優秀。

(千葉県スイカ生産者)


などのご意見を伺いました。

昨今ミツバチ不足が深刻になっておりますのでミツバチを導入する皆様には大切にお使い頂きたいと思っております。サイドネットを張る事でミツバチの目減りを抑えることができるのであれば弊社の立場としては展張して頂きたいと考えております。

また万が一『ミツバチが欲しいのに手に入らない!』といった場合のリスクヘッジにはミツバチ以外の訪花昆虫資材『ハナアブ』『ハエ』『マルハナバチ』を利用する事になりますが、その場合においても防虫ネットやハチネットを張っていればスムーズに導入をして頂けます。

従いまして私が言うのもナンですが、皆様にはサイドネットの展張をお勧め致します。



【弊社が推奨するネットの目合い】

ミツバチ・ハナアブ(クイーンフライ)・マルハナバチは4㎜以下

ハナアブ(ゴールドフライ)・ビーフライは3㎜以下



2026年8月7日金曜日

今年も、もうすぐ「あいつ」がやってくる…🐝(オオスズメバチ)

こんにちは、丹羽です。


朝礼中、まるで偵察をするかのように目の前を横切る大きな影。

「あっ、もうそんな時期か…」

毎年この季節になると姿を現す、ミツバチの天敵 オオスズメバチ です。

暑い日が続く中、養蜂作業だけでも大変なのに。すべての群を毎日細かく見回るのは難しいという方も多いのではないでしょうか。

そんな時に活躍するのが、スズメバチ防除用具です。

 

構造はこんな感じ

 ミツバチ課の養蜂雑記: スズメバチ防除器 【中年の門番】 

中年の門番7の中

最近では、巣箱をコンテナや台の上に設置して管理されている養蜂家の方も増えています。

その場合は、コンテナや台との間にできる隙間へ板を入れておくことをおすすめします。隙間があるとオオスズメバチが入り込んで身を隠したり、ミツバチが不要な場所へ入り込んだりする原因になることがあります。

 

ちょっとしたひと手間ですが、防除対策の効果を高めるポイントの一つです。


・巣門前に設置するだけのシンプルな構造

・オオスズメバチの侵入を防ぎながら、ミツバチは普段どおり出入りできます。

・ 7枚箱用・10枚箱用の2種類をご用意しています。

 

価格商品名(2026年8月6日現在の価格)

  中年の門番7(6枚箱)、中年の門番King(10枚箱)

    価格 18,700円(税込)/1セット(10枚箱)


大切な群を守るために

近年はミツバチヘギイタダニの影響もあり、1群1群が非常に貴重な存在です。

 「全部の群に設置したいけれど、時間も手も足りない」

そんな現場の声もよくわかる。

だからこそ、まずは種蜂や採蜜の主力群など、大切な群だけでも防除用具を設置してみませんか?

オオスズメバチの襲撃は、「来てから」では手遅れになることもあります。

今年も大切なミツバチを守るため、早めの備えをおすすめします。

あなたのミツバチを守るための一歩が、今年の被害を大きく減らす事を願っております🙏




2026年4月17日金曜日

ミツバチに与える花粉の適正量とは?

 こんにちは、丹羽です。


少し時期は遅くなりましたが、最近読んだ内容の中で実務的に役立つ「代用花粉の給餌目安」について整理しました。

― 群勢と栄養要求から考える給餌の目安 ―

はじめに

ミツバチの群を安定して成長させるためには、「花粉(タンパク質源)」の管理が欠かせません。

特に自然花粉が不足する時期には、代用花粉の給餌が群勢の維持・拡大に直結します。

一方で現場では、

「どのくらい与えればいいのか分からない」

という声も多く、感覚に頼ってしまいがちです。

本記事では、近年のミツバチ栄養研究(2020年代の論文・レビュー)を参考にしつつ、

実務で使いやすい形に整理した給餌目安を紹介します。

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ミツバチにとっての花粉の役割

花粉は主に以下の役割を持ちます。

・幼虫の発育(最重要)

・女王蜂の産卵維持

・若齢蜂の体形成

※糖(蜂蜜・砂糖)は主にエネルギー源として使われます

 つまり

花粉=体を作る材料

糖=活動エネルギー

という役割分担になります。

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成虫と幼虫で異なる必要量

ミツバチは成虫、幼虫では必要量が大きく異なります。

 

成虫

・約3〜5mg/日(花粉)


幼虫

・約125〜180mg


重要ポイント

幼虫が増えると消費量が一気に跳ね上がる

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本記事の計算条件

現場で使いやすくするため、以下の条件で統一しています。

・巣板1枚あたり

 成虫:約2,000匹

 幼虫:約1,000匹

・成虫:4mg/日 × 6日分

・幼虫:125mg/匹(総必要量)

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給餌量の基本式(6日分)

 

給餌量(g)

=(成虫数×0.024)+(幼虫数×0.125)

 これは約6日分の給餌量です

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巣板1枚あたりの目安(最重要)

結論だけ知りたい方向け

→巣板1枚あたり:約170g(6日分)


群勢別の給餌目安(6日分)

巣板枚数          給餌量

2〜3枚           約340〜510g

4〜6枚           約680〜1020g

7〜10枚          約1190〜1700g

 

蜂喜膏(500g)の使い方目安

※6日間隔で給餌する場合

群の大きさ         目安

〜3枚群          500gでちょうど

4〜6枚群          500gでは不足(追加必要)

7枚以上          1kg以上推奨

 

 ポイント

・小群:1パックでOK

・中群以上:分割 or 追加

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給餌間隔の考え方

・約5〜7日に1回チェック

理由

・消費速度のバラつきが大きい

・過剰給餌によるロス防止

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実践のコツ

① 糖とのバランス

・花粉 → 体を作る

・糖 → 活動エネルギー

両方揃って初めて増勢

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② 自然花粉との調整

・花が少ない → 多め

・花が多い → 減らす or 停止

帰巣蜂の花粉団子を見るのが最も確実

⸻

 

よくある失敗

・自然花粉を見ずに給餌

・与えっぱなし

・幼虫量を考慮しない

⸻

 

まとめ

・幼虫が増えると花粉需要は急増

・今の給餌が約3週間後の群勢を決める

※あくまで目安のため

環境・気温・群の状態を必ず確認してください

⸻

 

最後に

代用花粉は「補助」ではなく、

群勢をコントロールするツールです。

群ごとの違いを観察しながら調整することが重要です。


もし、「どの花粉を使えばいいか悩んでいる」

という方がいれば、

実際に使用している花粉の販売も行っていますので、よければチェックしてみてください!

https://api-beeblog.blogspot.com/2023/12/blog-post_39.html


2026年4月10日金曜日

「桜=見るだけ」はもったいない?実は蜂蜜になる春の主役🌸“Cherry Blossoms Aren’t Just for Viewing—They Can Become Honey Too”

 こんにちは、丹羽です。


現場の桜が満開でしたので、今回は桜についてお話したいと思います。

「桜って、蜂蜜になるの知ってましたか?」

多くの人が“見るもの”として楽しんでいる桜ですが、ミツバチにとっては春の重要な蜜源のひとつです。

満開の桜の下では、静かに、でも確実にミツバチたちが蜜を集めています。

そんな桜が、今年も現場で満開を迎えました。

一面に広がる淡いピンク。

ただ眺めるだけでも十分に美しい景色です。

 


今年は、蜜源増殖とシンボルツリーも兼ねてさらに桜の木(種類:ソメイヨシノ)を植えました。

今はまだ小さな木ですが、これが数年後、大きく育ち、満開の花を咲かせる。

そこにミツバチが集まり、やがて蜜源として実りになる。

この1本には、「未来を仕込む」という意味が込められているように感じます。

 

ミツバチは、1回の採蜜で大量の蜜を集めるわけではありません。

一つひとつの花から、少しずつ、確実に積み重ねていきます。

その積み重ねが、やがて蜂蜜という“形ある成果”になります。

目の前の景色も、日々の仕事も、見方ひとつで価値が変わる。

今年の桜は、そんなことを改めて気づかせてくれました。

そして植えた桜が、いつか満開になり、蜂蜜として実りになる日を楽しみにしています。


2026年4月2日木曜日

春の黄色い花とミツバチの花粉源🌼Yellow Spring Flowers and Pollen Sources for Honey Bees

 こんにちは、丹羽です。

〜タンポポとセイヨウカラシナは優秀な花粉源についてお話ししたいとおもいます〜


春になり、気温が上がってくるとミツバチの動きも一気に活発になってきます。

この時期、巣門の周りを見ていると、後ろ脚にしっかり花粉団子をつけた働き蜂の姿が目立つようになります。

 

特に目立つのが「黄色い花」。

 

今回は、春の代表的な花粉源である

タンポポ と セイヨウカラシナ

この2つについて、書いていきます。

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タンポポ(春の定番花粉源)


道端や畑、空き地など、どこでも見かけるタンポポ。

見慣れた存在ですが、ミツバチにとってはかなり重要な植物です


特徴

 •開花時期:3月〜5月

 •花粉:多い

 •蜜:少なめ(ほぼ花粉源)

 

タンポポは、特に「花粉供給源」として優秀です。

春先はまだ蜜源が安定しないため、タンポポのように安定して花粉を出す植物は、蜂群の立ち上がりに大きく貢献します。

 

実際に巣箱を見ていると、

鮮やかな黄色の花粉団子を持ち帰る蜂が増えてくるのがこの時期です。

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セイヨウカラシナ(爆発的に花粉が入る)


河川敷や畑周りで一面に咲くセイヨウカラシナ。

この植物が咲き始めると、一気に蜂の活動が変わります。

 

特徴

 •開花時期:3月〜4月

 •花粉:非常に多い

 •蜜:そこそこ出る

 

群れが強くなってくるタイミングと重なるため、採餌の主力になることも多いです。

体感的には

「蜂の数が一段階増えたように感じる」

そんな変化が出るのもこの花の時期です。

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~春の花粉が重要な理由~

この時期に集められる花粉は、単なる栄養ではなく

 •幼虫の餌(ローヤルゼリーの原料)

 •群れの拡大スピード

に直結します。

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~現場で感じること~

今年もタンポポが咲き始め、少し遅れてセイヨウカラシナが広がってきました。

セイヨウカラシナに向かって一斉に飛んでいくミツバチを見ていると、

「よし、仕事だ!かかれー!」

そんな声が、聞こえる気がします。

一匹一匹は小さいですが、

同じ方向に向かって動くその姿には、群れとしての力強さを感じます。

巣箱の前で見ているだけでも、

この時期ならではのエネルギーをしっかり感じられるのが好きなポイントです。

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 まとめ

春の養蜂において、黄色い花はかなり重要な存在です。

 •タンポポ → 安定した花粉供給

 •セイヨウカラシナ → 爆発的な採餌源

自然の流れを見ながら、蜂群がどの状態にあるのかを観察していきたいところです。

ミツバチの周りに花粉源となる花が無い時期は、花粉パテや代用花粉をお勧めします。

https://api-beeblog.blogspot.com/2023/12/blog-post_39.html

https://api-beeblog.blogspot.com/2023/09/blog-post.html

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🐝 Find the Bee! (ミツバチを探せ!)

 

今回は、セイヨウカラシナにミツバチが花粉を取りに行っている写真を撮りました📸

自分は子供の頃から、

サイゼリヤのキッズメニューにある「間違い探し」が好きだったので…

ちょっと遊び心で、「ミツバチを探せ!」コーナー

この写真の中に、ミツバチが紛れています。

パッと見では分かりにくいかもしれませんが、よく見るとしっかり働いています。

ぜひ探してみてください🐝

 答えはスクロール👇








~答え、7匹~

見つけられたでしょうか。


 


2026年3月27日金曜日

素手派?手袋派?僕が手袋を選ぶ理由✋Bare Hands or Gloves? Why I Choose Gloves

 こんにちは、丹羽です。

 

現場での作業スタイルは人それぞれ。

特に養蜂では「素手派」と「手袋派」に分かれることが多いですよね。

 

素手での作業は感覚がダイレクトに伝わるため、細かい作業がしやすいという大きなメリットがあります。実際に経験豊富な方ほど素手で作業されている印象ですし、そのスタイルはとても合理的だと思います。

 

そんな中で、今回はショーワグローブ株式会社、テムレスという手袋を「なぜ自分は手袋を使っているのか?」について、現場目線で紹介していきます。

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手袋を使う理由①:汚れ対策(蝋・プロポリス)

 

養蜂をやっていると避けられないのが、

蝋(ろう)やプロポリスによる手の汚れ。


これがなかなか厄介で、

  •石鹸で落ちにくい

  •爪の間に入り込む

  •ベタつきが長時間残る

と、地味にストレスが溜まります。

 

手袋をしているだけで、この問題がほぼ解消されるので、

作業後の手入れが圧倒的に楽になります。

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手袋を使う理由②:刺されにくさ

 

もちろん完全に防げるわけではありませんが、

手袋をしていることでミツバチの針が貫通しにくいのも大きなメリット。

 

特に作業に慣れていない段階や、

群れが少し荒れている時などは安心感が違います。

 

「ミツバチの余計なストレスを減らす」という意味でも、手袋はかなり有効です。

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手袋を使う理由③:作業のしやすさ

 

使用している手袋は表面がツルツルしているため、ミツバチが手に掴まりにくいのが特徴です。

これによって、

  •手にまとわりつく蜂が減る

  •無駄な動きが減る

  •作業に集中しやすい

といった効果があり、結果的に作業効率が上がります。

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■ コスパの良さも魅力

この手袋、実は特別なものではなく、ホームセンターで約800円前後で購入可能。

さらに、

  •サイズ展開(S / M / L / LL)あり

  •特殊樹脂コーティングで滑り止め効果あり

と、現場向きの性能がしっかり揃っています。

 

正直なところ、

**「値段以上の働きをしてくれる道具」**と感じています。

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■ まとめ:自分に合ったスタイルが一番

素手にも手袋にも、それぞれメリットがあります。

その中で自分は、

  •汚れ対策

  •安全性

  •作業効率

この3点を重視して、手袋を選んでいます。

 

「どっちが正解か」ではなく、

自分の作業スタイルに合うかどうかが大切だと感じています。

 


その中で、今回使用している🧤テムレス🧤のような道具も一つの選択肢として取り入れながら、

これからも現場で作業を通じて試行錯誤を重ね、より良いやり方を模索していきたいと思います。

 

2026年3月19日木曜日

春の足元に咲く小さな花たち🌸

こんにちは、丹羽です。


最近、職場の敷地で春を感じる出来事がありました。

足元に目を向けると、オオイヌノフグリが可愛らしい青い花を咲かせていました。

さらに、ヒメオドリコソウも少しずつ色づき始め、もうすぐ花が咲きそうな様子です。

オオイヌノフグリについて

  分類:オオバコ科クワガタソウ属

  特徴:鮮やかな青色の小さな花。

          蜜の量は多くありませんが、春先の貴重なスタートダッシュ用の蜜源。

ミツバチが、蜜、花粉を集めに訪れる姿を見ることもあります。

ヒメオドリコソウについて

 分類:シソ科オドリコソウ属

 特徴:上部の葉が赤紫色になり、そこから小さな紫の花を咲かせる。

    こちらは比較的蜜が多く、春の優秀な蜜源植物。

ミツバチがよく訪れる花です。

 

 普段何気なく歩いている職場の敷地ですが、

こうして足元の植物に目を向けると、ちゃんと季節が動いているのを感じます。

 

オオイヌノフグリの青い花はとても小さいのに、しっかり存在感があって、

見つけるとちょっと嬉しくなります。

 

そして個人的に楽しみにしているのがヒメオドリコソウ。

葉がほんのり紫色になってきていて、「もうすぐ咲くな」という雰囲気。

僕が紫色が好きなので、これから咲く花が密かな楽しみです。

 

ミツバチにとっても、人にとっても、春を教えてくれる存在。

これから暖かくなって、花と一緒にミツバチの姿も増えてくるのが楽しみです🐝🌸




2026年3月10日火曜日

3月10日はミントの日🌿現場に小さな自然を。コルシカミントを植えました🌿🐝

本日は、ミン(3)ト(10)の日🌿

現場の一角にコルシカミントを植えました。

コルシカミント:シソ科、ハッカ属

強力な蜜源植物ではないですが、夏~秋にかけて花が咲くようです。

コルシカミントは爽やかな香りが特徴で、人にとって気持ちがいいだけでなく、ミツバチにとっても魅力的な植物です。花が咲くと蜜源になり、ミツバチたちがふらっと立ち寄ってくれることも期待しています。

 

ミツバチは、ただ可愛い存在というだけでなく、

植物の受粉を助け、自然の循環を支える大切なパートナー。

そんなミツバチが安心して来られる環境を、現場の片隅からでも作れたら…という思いもありました。

 

作業の合間にミントの香りがふわっと広がると、

ちょっとしたリフレッシュにもなります。

将来的には花が増えて、

「ここ、ミツバチ来るよね?」

なんて話題が現場で出てくると嬉しいですね。

 

これからの成長を見守りながら、

人にも、ミツバチにもやさしい現場づくりを続けていきたいと思います。


丹羽

2025年12月26日金曜日

新製品情報 カモンビービーアロマ 登場

皆様こんにちは。森田です。
この度は『カモンビービーアロマ』という新商品の紹介を申し上げます。
新商品とはいえ、以前より販売をしていた『カモンビービー』がリニューアルして新登場したという事になります。
『カモンビービー』は既にお使い頂いたことがある方も多いと思いますし、リピーターも大変多い大人気商品です。
では、その効果や使用目的、リニューアルして何かどう変わったかを紹介致します。

【カモンビービーアロマってどんな商品?】
ミツバチを香りで巣箱の外に誘い出す商品です。
4種類(バラ・レモン・ラベンダー・スパイシーハーバル)の香り成分が含まれる花精油リキッドが入ったカートリッジを圃場に吊るします。
圃場全体に香りが漂い、その香りを察知したミツバチがお花畑の香りと勘違いして出巣。
巣箱から出たミツバチは圃場に咲く作物の花に気づき訪花を促す、と言った理屈です。


【どんな時に使用するの?】
こんな時にお使いください。
●低温や高温でミツバチが巣箱から出てこない。
●花が少なくミツバチが寄り付かない
●ミツバチが思うように飛んでくれない
●着果不良や奇形果が多い

【リニューアルして何が変わったの?】
●以前は錠剤タイプでしたが、リキッドタイプになり、入れ物も袋からカートリッジに変わりました。
●内容物は4種類の天然花精油成分を新配合しています。
●持続期間が2週間から4週間に伸びました。
●使い方が簡単になりました。以前は開封に際しハサミが必要でしたが、ペリッとアルミシールを剝がすだけになりました。

【使用量は?】
10アールあたりの使用量は次のとおりです。
[施設の場合]
6~10個
[露地の場合]
10~20個
(内容量:10個入/袋 リキッド3.5ml入/個)

【効果はどれくらい持続するの?】
約4週間です。但し時期や使用環境により変化する場合があります。

【対象作物は?】
果菜類:イチゴ、トマト、メロン、スイカ、ナスなど
果樹類:桜桃、梨、リンゴ、モモ、ウメ、マンゴーなど

【使い方は?】
●カモンビービーアロマ本体を袋から出し、カートリッジのアルミフィルムを剥がし、付属のビニールタイを用いて支柱や果樹の枝などの香りが拡散しやすい場所に吊るしてください。
●設置する場所は巣箱から2メートル以上離し、ミツバチを誘導するように圃場に均一に設置してください。
●設置する高さは目線の高さ程度で十分です。

皆様是非お試しください。

2025年7月16日水曜日

みつばち元気あめⅡの消費ペース

 みなさまこんにちは。

ミツバチ課の坂本です。


本日はみつばち元気あめⅡのお話です。

以前の記事はこちら>>【みつばち元気あめ】リニューアルのお知らせ

       ★新商品★ ミツバチ専用機能性キャンディー【みつばち元気あめ】

       【ミツバチの元気を保つ みつばち元気あめ】の給餌方法


みつばち元気あめⅡは、液糖を与えにくい厳冬期や移動時のエサとして

ご好評いただいています。

しかし以前より、「どのくらいのペースで与えたらよいですか?」という

ご質問をよく受けたまわっていました。


群の蜂数やその時の気温、巣板に貯蜜があるかどうか等、

条件によって消費量は変わりますので一概にはお答えできませんが、

参考になるものがあればと思い、消費量を観察することにしました。


観察実験を行ったのは2025/1/21~2025/2/21の約1か月間、

みつばち元気あめⅡが最も活躍する厳寒期です。

寒さのためミツバチはあまり動かない時期ということもあり、

最も食べやすい方法である「桟の上に直接置く」という手法を取りました。

ミツバチは4枚群、飴の量は一袋分の1kgです。

1/21 試験開始日

約一週間ごとに観察していくと…

1/27

2/4
2/14
2/21

みつばち元気あめⅡの山が中心からどんどん消えていき、

1ヵ月で完全に食べきってしまったのが分かります。


最も気温の低い時期でこの消費ペースなので、

より暖かくミツバチが活発になるとさらに早く消費するかもしれません。


「桟の上に置く」の他に「給餌器に入れる」方法も同時に試しましたが、

こちらの消費ペースはかなりゆっくりという結果でした。

1/21 試験開始
2/21 3割ほど食べた?

すばやくカロリーを摂らせたい場合は桟の上に置く方法、

ゆっくり食べさせたい場合には給餌器に入れる方法が良さそうです。

みつばち元気あめⅡをなめるミツバチ

みつばち元気あめⅡを与える際の参考にしていただけますと幸いです。

それではまた。


🐝🌷✿🐝🌷✿🐝🌷✿🐝🌷✿🐝🌷✿🐝🌷✿🐝🌷✿🐝🌷✿🐝🌷✿🐝🌷✿🐝🌷✿🐝🌷✿

お問い合わせはアピ㈱まで TEL:058-271-3838

アピホームページはコチラ>>https://api-odm.com/bees
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2025年3月3日月曜日

2025年度 ミツバチ供養祭

 お初お目にかかります、入社1年目 ミツバチ課 体力担当の松﨑と申します。

だんだん暖かくなり、梅のつぼみも芽吹いてきました。

満開の梅の花を見られるのが今から楽しみです!


先日、わが養蜂場にてミツバチ供養祭を執り行いました。

日頃よりお世話になっている、ミツバチ達に感謝をこめてお祈りしました。

今年は深刻なミツバチ不足で蜂も人間も大変です。

早くミツバチ達が繁栄しやすい環境にもどるといいな、と願っております。








2025年2月12日水曜日

【新商材】ポリカーボネート保温板

 みなさまこんにちは。

ミツバチ課の坂本です。


本日は新商品「ポリカーボネート保温板」のご紹介です。

ポリカーボネート保温板

こちらは「ポリカーボネート」という素材を発砲させて板を作り、

それを切り抜いて制作した保温板です。

ポリカーボネートは住宅建材や駐車場の屋根、機動隊の使う透明な盾などに

使われている頑健な素材です。

硬くて丈夫なため、強力なアゴを持つシロアリでも齧ることができません。

もちろんミツバチが齧って穴をあけることもありません。


拡大写真

「発泡体」なので、板の中には写真のように空気の泡がたくさん含まれています。

この空気の層が外気からの冷えを遮断し、ミツバチの熱を外へ逃がしません。


保温板使用例

使い方は一般的な保温板と同じです。

蜂群の巣板の両端に、はさみ込むような形で挿入します。


気になるのは断熱性能ですね。

そこで製造メーカー様によりJISA 9 521 の試験方法に基づいて、

熱伝導率を測定していただきました。

比較するのはアピの既存のカタログ商品、

発泡スチロールをベニヤで覆ったタイプの保温板です。

厚みはほぼ同じです。

ベニヤ保温板
断面図


結果は以下の通りで大きな差はありませんが、

わずかにポリカーボネートの方が断熱性が高いという結果でした。

ミラポリカフォームの方がポリカーボネートです

2月になりましたが、今年はまだまだ寒い日が続いています。

春先になって女王蜂が産卵を始め、幼虫や蛹がせっかく育っても、

急な寒の戻りで死んでしまうことがありますので保温はしばらく必要です。


ポリカーボネート保温板にご興味ありましたら、

ぜひ一度お問い合わせください。

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2025年1月17日金曜日

【みつばち元気あめ】リニューアルのお知らせ

 こんにちは。坂本です。


毎日寒さが堪えますね。

川島養蜂場でも冷たい北風が吹いています。


さて本日は、「みつばち元気あめ」リニューアルのお知らせです。

         【ミツバチの元気を保つ みつばち元気あめ】の給餌方法


以前のものと使い方は同じですが、

原料が砂糖100%となり、べっ甲飴のような色に変わりました。


原材料・製法が変わったことで、

飴が真っ白く濁り脆くなる再結晶化が起こりづらくなりました。

また吸湿性が高くなったため、開封すると空気中の水分を吸収して表面が溶け、

よりミツバチが食べやすくなっています。


ただ、高い吸湿性により、湿度や温度の高い場所で放置すると

空気中の水分を吸着し続けて液状までとろけてしまいますのでご注意ください。

もちろん液状になってもミツバチが食べるのに問題はありません。


砂糖水や液糖を与えてもなかなか食べてくれない厳冬期にぴったりの商品です。

ぜひ一度お試しください。


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2024年12月23日月曜日

新除菌水!!

 

皆様初めまして

はじめてブログをかかせていただきます、入社2年目の福田と申します。

 



今回私の記念すべき初投稿で、満を持して紹介するのが「ハセッパー水」です。

ハセッパー水、化学名称は次亜塩素酸です。

次亜塩素酸は食肉工場、病院の手術室等、厳しい衛生管理の必要とされる場所においても菌の付着、除菌及び感染症対策を目的として使われています。

ハセッパー水は、塩素系の除菌水である次亜塩素酸ソーダを低濃度の希塩酸を高精度に希釈混合しpHを調整したもので、これにより一般的な次亜塩素酸ソーダの約8倍の除菌力があるといわれています。

また次亜塩素酸ソーダに比べ、微酸性に調整することで安全面も向上しています。次亜塩素酸ソーダはもともと水に薄めることで安全に使用できる除菌水なのですが、高濃度で使用すると皮膚や粘膜への刺激性を持ちます。ハセッパー水は高濃度でもそういった刺激性は持たず、目に入ったり、誤飲したりしても害にはなりません。

 

なぜここで除菌水なんか紹介するのか、養蜂に関係があるのか、ここまでこのブログを読んでいただいた方の中には、そういった疑問を持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

関係大ありです!!!

 

なんとこの除菌水、ミツバチの病原菌への効果が期待できるのです!!

 

人間と同様、ミツバチの病気も、何らかの菌によって蔓延する事がほとんどです。


以下の表はハセッパー水を扱われている会社の方からいただいたミツバチの病気の原因菌とそれに対するハセッパー水の有用性を示した表になります。見てもらうとわかるように主要なミツバチの病気に有効性が見込めるという紹介がされています。

 


 実際に、今年のアピの現場で、梅雨が始まる3週間前から週2回ハセッパー水を使用した群と使用しない群で、違いを観察しました。

 

使用方法はとても簡単で、100均などで購入できる霧吹きにハセッパー水と水道水を5:5の割合で混ぜ、病気の症状がみられる巣板に数回噴霧するだけです。蜂にかかっても蜂への影響はありません。(冬の時期に使用する際は、ミツバチの体温を奪う危険性があるため注意が必要)




 結果として、一度チョーク病を罹患した群なのにもかかわらず、ハセッパー水を使用した群ではチョーク病の罹患蜂児がみられず、使用していない群では大量の罹患蜂児がみられました。



・ハセッパー水を使用しなかった群




・ハセッパー水を使用した群(もともと罹患群なので蜂児がまばらだが、罹患蜂児はみられなかった)

 

またこの除菌水は、菌や有機物に触れると除菌した後、ただの水になるため、ハチミツなどにも残留のしない、養蜂家の方にとてもお勧めできる商品です。是非一度お試しください。

※使用期限は製造日から半年程度となります。また直射日光や高温により、有効成分である次亜塩素酸が緩やかに分解され、除菌効果を発揮しなくなりますので、保管は冷暗所でお願いいたします。

 

2024年12月時点価格 1200円(税別・送料別)/1本2L

 

2023年11月30日木曜日

ミツバチサミットに行ってきました!

みなさまこんにちは。

ミツバチ課の坂本です。

11月18日~20日に茨城県のつくば国際会議場で開催された、

ミツバチサミットに参加しました。

コロンバンさんのキャラクター、みっころちゃんと記念撮影

以前にこちらの記事(ミツバチサミット2023 11月18~20日つくばにて開催)で

ご紹介しました、ミツバチに関わる全ての人の交流を目指したイベントです。


私は3日間とも参加させていただきました。

最新研究の動向から、実践的な養蜂技術や学生さんの活動発表まで

毎日わくわくするお話をたくさん聞くことができました。

はちみつマルシェでは、ハリナシミツバチの蜂蜜を購入。

甘酸っぱいのに発酵臭は無く、初めて出会うおどろきの味でした。

アピと商品を共同開発中のトーホー工業様展示ブースもありました


仕入れたばかりの新しい情報を、さっそく川島養蜂場で試したい!

まだまだこれから寒くなるところですが、春が楽しみです。


ミツバチサミット実行委員会のみなさま、ありがとうございました!