皆様こんにちは、森田です。
突然ですが、花粉交配用としてミツバチをご利用されている皆様にお伺い致します。
「ハウスのサイドにネットを展張していますか?」
私はミツバチをはじめとした訪花昆虫資材を販売する仕事をしています。
その関係でイチゴやスイカ、メロンなどのビニールハウス圃場にお伺いする機会があるのですが、サイドネットの展張率が地域によって様々であることに興味を持って拝見しております。
仕事柄どうしてもミツバチ目線で考えてしまうのですが、訪花昆虫資材をハウスに導入するのであればサイドネットは展張して頂いておいた方が良いと考えております。
(サイドが完全に開いていれば圃場外の花からもエサを集めることができるのでメリットもありますが、開け閉めをするのであればミツバチが帰巣できなくなり目減りにつながる恐れがあります。そもそも作物の授粉のためにミツバチを導入しているわけですから圃場外に出るのは本末転倒か?)
しかし一方でサイドネットを張ることで通気性が悪くなったり、それに伴ってカビ病が発生するリスクが高まるとも聞いております。
そこでサイドネットを展張している生産者の方にお話を伺ってみました。
【生産者様の声】
目合い1㎜以下のサイドネットを展張している。昔は『通気が悪くなるためサイドネットは張らない』が通説だったが、最近は『アザミウマ対策としてネットを張る』が通説になっている。
害虫対策にはやはりネットが必要であると考える。
カビ病が心配であったが問題なし‼
(愛知県イチゴ生産者)
マルハナバチを導入する場合はハウス外への逃亡を防ぐため目合い4㎜のネット展張が必要。
風の通りが悪くなった気はそれほどしない。
(宮城県イチゴ生産者)
ハウスへのコナジラミ侵入対策として0.3㎜×0.6㎜の微細防虫ネットを展張している。
このネットは特殊な立体構造で水幕が張りにくいため風が通りやすいので優秀。
(千葉県スイカ生産者)
などのご意見を伺いました。
昨今ミツバチ不足が深刻になっておりますのでミツバチを導入する皆様には大切にお使い頂きたいと思っております。サイドネットを張る事でミツバチの目減りを抑えることができるのであれば弊社の立場としては展張して頂きたいと考えております。
また万が一『ミツバチが欲しいのに手に入らない!』といった場合のリスクヘッジにはミツバチ以外の訪花昆虫資材『ハナアブ』『ハエ』『マルハナバチ』を利用する事になりますが、その場合においても防虫ネットやハチネットを張っていればスムーズに導入をして頂けます。
従いまして私が言うのもナンですが、皆様にはサイドネットの展張をお勧め致します。
【弊社が推奨するネットの目合い】
ミツバチ・ハナアブ(クイーンフライ)・マルハナバチは4㎜以下
ハナアブ(ゴールドフライ)・ビーフライは3㎜以下