2022年3月3日木曜日

春のミツバチ出荷

 皆様こんにちは。森田です。

今回は花粉交配用ミツバチについて紹介致します。

3月になりずいぶん暖かくなって参りました。

春は園芸作物向け花粉交配用ミツバチの引き合いを多く頂く季節です。

アピ養蜂場ではその備えを万全に整えております。


アピの花粉交配用ミツバチは『らくらく交配シリーズ』です。

『らくらく交配シリーズ』は花粉交配専用としての様々な工夫を凝らしていますのでご紹介致します。


①成虫はもちろんの事、次の世代となるサナギや幼虫・卵が豊富です。

『らくらく交配シリーズ』のラインナップは8000匹クラス、6000匹クラス、2000匹クラスの3種類です。

数値は巣箱の中にいる成虫の匹数を示しています。

しかし成虫の匹数が数値とおりに入っているのは当たり前。アピのミツバチには成虫はもとより次の世代となるサナギ、幼虫、卵も豊富に入っています。

そもそもこの時期のミツバチはまだまだ冬ごもり中です。冬ごもり期間中の女王蜂は産卵をしませんので巣箱の中に次の世代はまだいません。

しかしアピの『らくらく交配シリーズ』は主に沖縄県で生産されたミツバチを使用しています。沖縄は温暖な気候から年間を通してミツバチが良く育ちます。従ってこの時期でもサナギ、幼虫、卵が豊富に入っているんです。

成虫は次の世代の子供達がいると活発に訪花活動を行います。

アピのミツバチは中身が違います。

その象徴として『らくらく交配シリーズ』には専用キャラクター『ミツバチーサー』がデザインされています。




②高品質
ミツバチは生き物ですので個体差があります。
同じように育てていても成育に差が出てしまいます。
そこでアピでは独自の品質規格を設けて商品としての品質のばらつきを極力少なくしています。
女王蜂は健全で産卵をしているか、成虫の匹数、サナギや幼虫・卵の数、健康状態の確認など厳しい検査を行って規格に合ったミツバチのみを出荷しています。

③安定供給
園芸作物の開花時期は気温や天候の変化によって差があります。
近年の天候不順の影響もあって『毎年同じ日に花が咲く』というわけにはいきません。
花粉交配用ミツバチは花が咲いて初めて活躍することができます。
そこでアピでは全国の農家の方々のご要望にお応えするために開花時期が変動しても安定供給できるよう備えを整えております。


是非アピの『らくらく交配シリーズ』をご贔屓に。

皆様のご注文をお待ちしております。

では。





初鳴き

皆様こんにちは。藪田です。

先週までの大雪が嘘のように、今週からはようやく春の陽気が感じられるようになりましたね。

こんな感じの蜂児が待ち遠しい毎日です。 そんな中、私が感じた川島養蜂場での「春」をちょこっと紹介していきます。

「ホー・ホケキョ」

皆さんお馴染みのウグイスですが、今年は2月28日(月)が初鳴きでした。例年は2月の下旬以降にはもう鳴いていたので、やや遅い初鳴きとなりました。それ以降は毎日鳴き声を聞きます(雨天は除く)。

「キィキィキィキィ」

こちらはケリという鳥です。春になると上空を大声で鳴きながら飛んでいくので、皆さんもきっと一度は鳴き声を聞いたことがあると思います。今年は3月1日(火)が初鳴きでした。

姿は白と黒のツートンカラーで一見カモメに見えますが、海辺に生息するカモメと違ってケリは水田を主な住処としますので市街地などでもよく見られます。ちなみに性格はめちゃめちゃ凶暴です。

それ以外にも、作業中にオオタカやイカルの鳴き声が聞こえたりするとちょっと嬉しいですし、それらの鳴き声を巧みに真似するモズ(漢字では百舌、すなわち鳴き声のものまね名人)の鳴き声は面白いです。

あとは、「チョットコイ」と鳴くコジュケイが鳴いて、3月下旬頃にツバメが飛来したらいよいよ春本番です。

文章・写真 藪田

お問い合わせはアピ㈱TEL:058-271-3838まで

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