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2026年10月5日月曜日

花粉交配用ハナアブ『クイーンフライ』 今シーズンの出荷が始まります!

 皆様こんにちは、森田です。

大変長らくお待たせを致しました。

今シーズンの花粉交配用『クイーンフライ』の取り扱いをスタート致します。

本日10月5日(月)にスペイン『POLYFLY社』からの初入荷がありますので、明日6日(火)から出荷可能となります。

早速皆様からのご注文を承りますので、是非お問い合わせください。

昨シーズンから取り扱いを始めたハナアブですが、既に40都道府県に納入させて頂きました。

そして導入した生産者の皆様からは高評価を頂きました。

特に高い評価を頂いたのはイチゴの生産者の皆様でした。

イチゴ生産者の評価内容は大きく2つです。


 ①厳寒期に活躍してくれた

『クイーンフライ』は他の訪花昆虫と比べ低温に強いという特性がございます。

活発に活動する温度帯は10℃~30℃ですので寒い冬でも訪花してくれた、というご評価につながったと考えます。

 ②イチゴの形が良くなった

『クイーンフライ』の訪花は非常にやさしく、過訪花の恐れが低く奇形果になりにくいのでイチゴの形が良くなったというご評価になったと考えます。


イチゴの花粉交配は冬場がメインですが、気温が低いとミツバチやマルハナバチの活動は鈍ってしまいます。それを補うためにはハナアブ『クイーンフライ』です。

導入して頂くことで厳寒期の収量が上がり、形の良いものが増える事になります。

是非一度お試し頂きますようお願い申し上げます。

ハナアブに関する詳細は以下リンクをご参考ください。

ミツバチ課の養蜂雑記: 交配用ハナアブ クイーンフライ&ゴールドフライ

アピ㈱ミツバチ課

使い方(ビーフライ)|ミツバチ課 (1)



以上



2026年9月11日金曜日

“防虫ネット・ハチネット”してますか?

皆様こんにちは、森田です。

突然ですが、花粉交配用としてミツバチをご利用されている皆様にお伺い致します。

「ハウスのサイドにネットを展張していますか?」

私はミツバチをはじめとした訪花昆虫資材を販売する仕事をしています。

その関係でイチゴやスイカ、メロンなどのビニールハウス圃場にお伺いする機会があるのですが、サイドネットの展張率が地域によって様々であることに興味を持って拝見しております。


仕事柄どうしてもミツバチ目線で考えてしまうのですが、訪花昆虫資材をハウスに導入するのであればサイドネットは展張して頂いておいた方が良いと考えております。

(サイドが完全に開いていれば圃場外の花からもエサを集めることができるのでメリットもありますが、開け閉めをするのであればミツバチが帰巣できなくなり目減りにつながる恐れがあります。そもそも作物の授粉のためにミツバチを導入しているわけですから圃場外に出るのは本末転倒か?)

しかし一方でサイドネットを張ることで通気性が悪くなったり、それに伴ってカビ病が発生するリスクが高まるとも聞いております。


そこでサイドネットを展張している生産者の方にお話を伺ってみました。


【生産者様の声】

目合い1㎜以下のサイドネットを展張している。昔は『通気が悪くなるためサイドネットは張らない』が通説だったが、最近は『アザミウマ対策としてネットを張る』が通説になっている。

害虫対策にはやはりネットが必要であると考える。

カビ病が心配であったが問題なし‼

(愛知県イチゴ生産者)


マルハナバチを導入する場合はハウス外への逃亡を防ぐため目合い4㎜のネット展張が必要。

風の通りが悪くなった気はそれほどしない。

(宮城県イチゴ生産者)


ハウスへのコナジラミ侵入対策として0.3㎜×0.6㎜の微細防虫ネットを展張している。

このネットは特殊な立体構造で水幕が張りにくいため風が通りやすいので優秀。

(千葉県スイカ生産者)


などのご意見を伺いました。

昨今ミツバチ不足が深刻になっておりますのでミツバチを導入する皆様には大切にお使い頂きたいと思っております。サイドネットを張る事でミツバチの目減りを抑えることができるのであれば弊社の立場としては展張して頂きたいと考えております。

また万が一『ミツバチが欲しいのに手に入らない!』といった場合のリスクヘッジにはミツバチ以外の訪花昆虫資材『ハナアブ』『ハエ』『マルハナバチ』を利用する事になりますが、その場合においても防虫ネットやハチネットを張っていればスムーズに導入をして頂けます。

従いまして私が言うのもナンですが、皆様にはサイドネットの展張をお勧め致します。



【弊社が推奨するネットの目合い】

ミツバチ・ハナアブ(クイーンフライ)・マルハナバチは4㎜以下

ハナアブ(ゴールドフライ)・ビーフライは3㎜以下



2026年2月2日月曜日

交配用ハナアブ クイーンフライ&ゴールドフライ

皆様、こんにちは。
ブログ管理人 中野です。

アピでは次世代の訪花昆虫
「ハナアブ」の取り扱いを開始します。
商品名は「クイーンフライ」と「ゴールドフライ」
世界で唯一ハナアブの商業生産に成功した
スペインのpolyfly社と国内独占契約での輸入販売となります。

輸入のハナアブですが、2種とも日本国内にも生息する在来種です。
「クイーンフライ」和名ナミハナアブ(Eristalis tenax)
「ゴールドフライ」和名ドウガネホシメハナアブ(Eristalinus aeneus) 
*「ゴールドフライ」ドウガネホシメハナアブに関しては四国と南西諸島での分布情報が把握できませんので
当該地域への販売は行っておりません。


ハナアブは自然界ではミツバチに負けず劣らず、大変優秀なポリネータ―であり、
咬んだり、刺したりもしない人畜無害な昆虫です。

イチゴ、スイカ、メロン、マンゴー、アボガドや
果樹作物の受粉、タマネギやアブラナ科などの採種用途まで
ミツバチ不足の救世主となること期待しています。
*「クイーンフライ」「ゴールドフライ」ともご利用の際はネットを展張した環境でのご利用をお願いします。

詳細情報は随時更新していきます。

クイーンフライマニュアル ¯¤üóXìÁé·(hÏ
アピのミツバチを販売してくれている
農協や種苗・資材店などで順次購入可能となります。
ご興味ある方は是非、最寄りの販売店にお問合せください。

まずはpolyfly社のYouTubeでハナアブの受粉する姿をご確認ください。

    ●2026年1月22日~2月2日までpolyfly社のビジネスデベロップメントマネジャー
Christopher氏が国内の市場視察のため来日いたしました。
我々とともに全国のハナアブ導入先を巡回していただきました。
polyfly社のHPにも日本視察レポートUPされました。
            アピ川島養蜂場でウェルカム集合写真

    ●2026年2月3日 日本農業新聞 1面トップでハナアブの記事が掲載されました。
「授粉用アブ輸入販売 蜜蜂不足に対応 刺さない、かまない利点」

2025年12月26日金曜日

新製品情報 カモンビービーアロマ 登場

皆様こんにちは。森田です。
この度は『カモンビービーアロマ』という新商品の紹介を申し上げます。
新商品とはいえ、以前より販売をしていた『カモンビービー』がリニューアルして新登場したという事になります。
『カモンビービー』は既にお使い頂いたことがある方も多いと思いますし、リピーターも大変多い大人気商品です。
では、その効果や使用目的、リニューアルして何かどう変わったかを紹介致します。

【カモンビービーアロマってどんな商品?】
ミツバチを香りで巣箱の外に誘い出す商品です。
4種類(バラ・レモン・ラベンダー・スパイシーハーバル)の香り成分が含まれる花精油リキッドが入ったカートリッジを圃場に吊るします。
圃場全体に香りが漂い、その香りを察知したミツバチがお花畑の香りと勘違いして出巣。
巣箱から出たミツバチは圃場に咲く作物の花に気づき訪花を促す、と言った理屈です。


【どんな時に使用するの?】
こんな時にお使いください。
●低温や高温でミツバチが巣箱から出てこない。
●花が少なくミツバチが寄り付かない
●ミツバチが思うように飛んでくれない
●着果不良や奇形果が多い

【リニューアルして何が変わったの?】
●以前は錠剤タイプでしたが、リキッドタイプになり、入れ物も袋からカートリッジに変わりました。
●内容物は4種類の天然花精油成分を新配合しています。
●持続期間が2週間から4週間に伸びました。
●使い方が簡単になりました。以前は開封に際しハサミが必要でしたが、ペリッとアルミシールを剝がすだけになりました。

【使用量は?】
10アールあたりの使用量は次のとおりです。
[施設の場合]
6~10個
[露地の場合]
10~20個
(内容量:10個入/袋 リキッド3.5ml入/個)

【効果はどれくらい持続するの?】
約4週間です。但し時期や使用環境により変化する場合があります。

【対象作物は?】
果菜類:イチゴ、トマト、メロン、スイカ、ナスなど
果樹類:桜桃、梨、リンゴ、モモ、ウメ、マンゴーなど

【使い方は?】
●カモンビービーアロマ本体を袋から出し、カートリッジのアルミフィルムを剥がし、付属のビニールタイを用いて支柱や果樹の枝などの香りが拡散しやすい場所に吊るしてください。
●設置する場所は巣箱から2メートル以上離し、ミツバチを誘導するように圃場に均一に設置してください。
●設置する高さは目線の高さ程度で十分です。

皆様是非お試しください。

2023年7月12日水曜日

作業効率が上がる台車をご紹介

 皆様こんにちは。森田です。

今回は台車のご紹介です。

その名も『アクロス クローラータイプ』です。

作業効率が上がり、省力化につながり、工数低減が見込める全く新しい台車です。

従来の台車はキャスター式が一般的ですが、この『アクロス クローラータイプ』(以下アクロス)はその名のとおりクローラー式(俗に言うキャタピラー方式)です。

力強い足回り

ローアングル カッコいいです

これにより悪路にめっぽう強い特性を持っています。

アクロスが得意とする悪路は砂地、砂利、土や泥、草地、雪などです。

製造元は様々な分野で独創的且つ高品質な製品を製造する矢崎化工株式会社です。

そもそもアクロスは「雪国において積雪時でも台車を使いたい」というニーズから生まれた商品だそうです。雪上でも使える台車なんて驚きですよね。

従来の台車では使用する事ができなかった悪路で使える画期的な台車。これは台車革命!と言っても過言ではないです。お世辞抜きで感動的に良い台車です。


【比較動画】

百聞は一見に如かず。アピ養蜂場にて一般的なキャスター式台車や一輪車と比較してみました。その様子をYouTubeでご覧ください。

 ☟アピミツバチ課YouTubeチャンネル☟


動画の中で使用しているアクロスはアピが販売するものとは仕様が異なります。

販売するアクロス(本ブログの写真のもの)はより積載面が大きく、ハンドルが折り畳み可能で、フットスタンド(ブレーキ機構)が付いていますのでさらに実用的です。

フットスタンド
ロック解除状態

フットスタンド
ロック状態

ハンドル折り畳みの状態

動画をご覧頂いてお気づきのとおりアクロスは積んだ荷物が安定します。恐らく地面に設置する面積が広い為と推測しますが、荷崩れしにくいというのも作業を行う上では大きなメリットになると思います。

しかも荷崩れを防ぐための荷掛けフックが8カ所ついていますのでロープなどで保持・固定する事も可能です。

荷掛フック
前後左右に2カ所ずつ 計8カ所

そしてアクロスはモーターやエンジンなどの動力を持ちません。手動・人力です。

ゆえに軽量で構造がシンプルですので故障が少なく、充電や給油などの手間は必要ありません。

手動・人力とはいえ使用するうえで“重たい”と感じることはありませんでした。

むしろキャスター式台車や一輪車よりも軽く感じました。それは動画をご覧頂いてもお分かり頂けると思います。


【費用対効果】

メチャクチャお勧めのアクロスですが、お値段は一般的な台車と比べると高額です。

しかし作業効率UP、省力化、工数低減などを加味して費用対効果を試算して頂くと決して高い買い物ではないと思います。


●例えば農家の方

圃場の近くに軽トラを駐車、そこからは手で運んでいる大きな荷物。収穫した作物を軽トラまで都度運んでいるその作業。

アクロスなら果樹の根本まで入っていけますので作業効率UPは間違いないと思います。人手不足対策にもなります。


●養蜂家の方においては

養蜂場は砂利、砂地、土、草地、そして坂道であることが多いと思います。

巣箱と一斗缶、作業用道具など一式をアクロスに積み込んで楽に巣箱のそばまで行って内検ができます。

またアクロスは最大積載質量150kgですので採蜜作業の際にも巣箱⇔軽トラ間の移動がかなり楽になると思います。

普段は一輪車を使っている方が多いと思いますが、アクロスは安定感が違いますので積載量が一気に増えます。


【選べるカラーバリエーション】

そして嬉しい事にアクロスは天板部の色をお選び頂けます。カラーバリエーションは5色です。

  サンドカーキ     

  オレンジ       

  オリーブグリーン   

  ネイビー       

  カーボンブラック   

クゥ~これは迷う!高視認性で選ぶならオレンジか、カーボンブラックも渋い、ネイビーもお洒落だな。キャンプやBBQなどで使ってもカッコいいですね。


【仕様詳細】

実はアクロスにはいくつかラインナップがあるのですが、アピでは『アクロス クローラータイプ フットスタンド付き』を取り扱っております。

詳細は次のとおりです。

 品番:SC-9060AX FT

 本体質量:18.9kg

 最大積載質量:150kg

 積載面寸法:幅617mm×長さ908mm(806mm)×積載面までの高さ226mm

 価格:インターネットショッピングなどで買うよりは安くお求め頂けると思います。

 ※詳しくはアピ株式会社までお問い合わせください。

ハンドル角度は2段階調整可能
これはPowerMode

こちらがClassicMode

持ち運びに便利なグリップ
前後左右に各1カ所 計4カ所

人間工学に基づいた形状がカッコいい

一斗缶だと6マス

巣箱(10枚箱)であれば2マス

黄コンテナであれば3マス


アクロスに関するお問い合わせは以下のとおりです。是非ともご検討ください。

アピ株式会社 

 電話:058-271-3838

 URL:http://www.api3838.co.jp

ではまた。

ACROS®は矢崎化工株式会社の登録商標です。

2023年4月27日木曜日

花粉交配用ミツバチ『らくらく交配』リニューアル

皆様こんにちは。
日頃は花粉交配用ミツバチ『らくらく交配』シリーズをご利用頂きましてありがとうございます。
さて、この度『らくらく交配』シリーズの梱包パッドデザインをリニューアルしますのでご紹介いたします。

華やかなピンク

引き続きミツバチーサーは鎮座

取り扱い説明は上面に

従来は沖縄の海と空を思わせる琉球ブルーでしたが、沖縄に咲く“日本一の早咲き桜”と言われる琉球寒緋桜をイメージした桜ピンクにリニューアルいたします。

琉球ブルーと桜ピンク 新旧揃い踏み

巣箱正面には引き続き『らくらく交配』シリーズのキャラクター『ミツバチーサー』が鎮座しております。



肝心のミツバチについては引き続き高品質な物をお届けいたします。
当社では独自の品質規格を設けております。
ミツバチ成虫の匹数はもとより、次の世代となるサナギ・幼虫・卵についても規定数入っているか、女王蜂が健全で産卵をしているか、病気や寄生ダニが無いか、などの検査を実施して品質規格に合った物のみを出荷しております。安心してご利用ください。
新しいデザインの『らくらく交配』シリーズは2023年5月より発送をスタートいたしますのでどうぞお楽しみに。


【ミツバチーサーについて】
『ミツバチーサー』は『らくらく交配』シリーズのキャラクターです。
沖縄県がミツバチの生産量日本一になったことを記念して誕生しました。
当社では全国の養蜂家の方々からミツバチを仕入れていますが、沖縄県からの仕入れが最も多く、花粉交配用として皆様へお届けするミツバチはほぼ沖縄県産のミツバチです。
すなわち『ミツバチーサー』は沖縄の養蜂家の方々の「生産量日本一」という誇りと「日本の農を支える」という強い意志を象徴するキャラクターとなっています。


2022年12月9日金曜日

イチゴハウスのミツバチ

 みなさまこんにちは。

ミツバチ課の坂本です。


すっかり冬本番の気候ですね。

今年は11月が暖かかったので、急な寒さがこたえます…。


今週は、イチゴハウスに入れたミツバチの様子を見に行きました。


日が射すとハウス内はとても暖かく、たくさんのミツバチが飛び回っています。


明るい光の中で働くミツバチは、イキイキとして、とても可愛いらしいです。

イチゴの花にたどり着いたミツバチは、

蜜を探して花の根元に口吻を差し入れながら、くるりと一周します。

このときに、オシベの花粉がミツバチの体表面の毛にくっついたり、

ミツバチにくっついていた花粉がメシベに着いて受粉が行われるのです。


受粉された花からは花びらやオシベがはらはらと抜け落ちていき、

真ん中の部分がどんどん大きく膨らんでとがり、イチゴの実となります。


クリスマスまであと少し。

ケーキの上の真っ赤なイチゴが楽しみですね。


2022年9月1日木曜日

花粉交配専用ミツバチ 新商品登場

 皆様こんにちは。森田です。

この度花粉交配専用ミツバチ『らくらく交配シリーズ』に新しい商品が加わりました。

新しい商品の名前は『メンテナンスフリー』です。

実は以前より『らくらく交配シリーズ』をご利用の皆様から、

 「ミツバチのエサやりが大変である。」

 「うっかりエサやりを忘れてしまう。給餌しなくても良い商品はないか。」

 「農作物の管理が忙しくてミツバチの世話ができない。」

などのお声を頂いていました。

それらのご意見・ご要望にお応えするために『メンテナンスフリー』を発売する運びとなりました。

商品の特徴はその名のとおり、ミツバチへのエサやりメンテナンスが導入後2~3ヶ月は不要であるということです。

その理由は商品出荷時に予めエサがたっぷり入っているためです。

では入っているエサの内容を紹介いたします。

 【エサの内容】

 ・ミツバチ専用キャンディ 1kg入り(特許出願中)

 ・天然花粉パテ 250g×2個入り(従来品の2倍)

 ・蜜巣(糖蜜がたっぷり詰まった巣) 1枚入り

エサたっぷり入ってます

エサを与えなくてもミツバチの活性を維持するには十分な量です。

そして商品規格は

 ・ミツバチ約8000匹入り

 ・女王蜂入り

 ・幼虫約4000匹入り

 ・使用期間 約2ヶ月~6ヶ月間

 ・給餌器(糖液を受ける器)は付属していません。

 ・巣箱サイズ 縦525×横245×高さ330mm

  (らくらく交配シリーズ 8000SP、6000SPと同じ)

販売は2022年9月1日より開始します。

巣箱は従来のらくらく交配シリーズと共通

おなじみとなりましたミツバチーサー


秋から始まるイチゴの花粉交配用として最適な商品です。

自信を持ってお届けしますので是非お試しください。

ではまた。








2022年8月31日水曜日

なるほど!これはエサやり革命です!簡単便利な新商品

 皆様こんにちは。森田です。

今回は花粉交配用ミツバチをご利用の皆様に大変便利な新商品をご紹介いたします。

その名も『らくらく蜜箱』です。

らくらく蜜箱 本体

花粉交配用としてミツバチをご利用頂く際はエサを与えて頂く必要があります。
この新商品『らくらく蜜箱』はそのエサやりの作業負担を軽減するための「なるほど!」なアイデア商品です。

本来ミツバチは巣箱から半径2~3㎞の範囲を飛び回り、様々な花から花蜜と花粉を集めてエサとしています。
ところが圃場、特にビニールハウスでは限られた空間であることや花が少ないことなどからエサが不足しがちです。エサが不足するとミツバチの活性が落ちますし、餓死してしまうこともあります。
それを防ぐためにエサを与えて頂く必要があるのです。

そもそもミツバチのエサには2つあります。①糖液と②花粉です。
糖液はミツバチのエネルギー源になりますし、花粉はタンパク源になります。
花粉交配専用ミツバチ『らくらく交配シリーズ』のエサやりは巣箱の天窓から行う事ができる構造になっています。
糖液は天窓から注ぎ入れ、花粉は天窓の網の上に置くだけです。
現状でも簡単にエサやりが可能なのですが、今回の『らくらく蜜箱』は糖液給餌がさらに簡単になります。

使い方はとっても簡単です。キャップを外してポンと置くだけです。
あとはミツバチ自身が糖液を吸いに来ます。

キャップを外す

糖液の香りに誘われてミツバチが飛来

置き場所は圃場のどこでも構いません。
巣箱の上に置いても良いですし、あえて巣箱から遠く離して圃場内を飛び回らせて訪花を促進させても良いと思います。
大きさは縦30cm×横20cm×高さ7cm程度ですので場所を取りません。


このダンボール箱の中に糖液が約800g入っています。ミツバチの食欲にもよりますがご使用期間は約1ヶ月程度とお考えください。
中身の糖液が空になったらお取替えください。
ダンボール箱にはのぞき窓がありますので中身の減り具合が確認できます。
また青いプレートにも意味があります。
青色はミツバチが認識しやすい色であると言われていますので圃場に置かれた『らくらく蜜箱』を発見しやすくする効果があります。

キャップを外してポンと置くだけの簡単便利な商品です。
ミツバチを複数箱導入している方はエサやりにかなりのお手間をかけていると思いますので大変オススメです。
またお忙しくてエサやりを忘れてしまう方にもオススメです。

発売されたばかりの新商品です。
是非一度お試しください。

ではまた。



2022年8月12日金曜日

発泡スチロール製の巣箱カバーは真夏に使用できるか検証

 皆様こんにちは。森田です。

今回は花粉交配用ミツバチ『らくらく交配シリーズ』の巣箱カバー『ミツバチホーム』を紹介いたします。


『ミツバチホーム』は発泡スチロール製(EPS製)です。
『らくらく交配』巣箱がすっぽり入る構造になっています。

保温性、機能性、使い勝手、品質などの面でレベルが高く巣箱カバーのハイエンドモデルに位置付けられています。

これまでアピでは冬場の防寒対策として『ミツバチホーム』を推奨して参りました。保温性の高い発泡スチロールですので寒さの影響でミツバチの飛びが悪くなることを防ぐためには有効です。




しかし今回は夏の暑い季節における有効性を検証いたしました。

実際に『ミツバチホーム』を使用した場合としなかった場合を比較試験してみました。

大変興味深い結果が得られましたよ。

ご協力頂いたのは製造元であるトーホー工業株式会社様です。

トーホー工業株式会社様は発泡スチロール製品の革新的なメーカーで、ありとあらゆる物を発泡スチロールで製造しています。最近では新型コロナウイルスのワクチン用輸送箱製造で社長の心意気と粋な計らいがメディアに取り上げられていましたのでご存知の方も多いと思います。

【巣箱カバーの必要性】

働き蜂は様々な仕事をしていますが、その中でも子育ては優先順位の高い仕事です。

巣の中にいる子供達(サナギ、幼虫、卵)の成長を促すために一定の温度を保つ努力をしています。

寒くなれば働き蜂は身を寄せ合っておしくらまんじゅうのようにして温度を上げますし、暑くなれば羽をはばたかせて扇風行動したり打ち水をして気化熱で冷やします。

花粉交配用としてミツバチを利用する場合、子育ての仕事が忙しくなると訪花しなくなりますので受粉に影響が出る事もあります。

従って働き蜂の仕事を減らすために人の手で快適な温度を保てるような処置を施してあげると良いでしょう。

例えば寒冷紗などで直射日光を避ける、ある程度風通しの良い場所に置く、農薬などで汚染されていないきれいな水を準備する、などです。

『ミツバチホーム』は発泡スチロールという素材の特性上、昼夜の温度変化の影響を受けにくいとされていますのでその辺りを検証してみました。

【検証方法】

検証方法は至ってシンプル。

ミツバチ入り巣箱を用意し、『ミツバチホーム』に入れて飼育した場合と、入れずに飼育した場合を比較し、巣箱内の温度推移、ミツバチの成虫・蜂児(サナギ・幼虫・卵)の状態、巣箱内の状態をモニタリングしました。

 検証期間:2021年6月3日~9月9日 約3ヶ月間

 検証場所:岐阜県美濃地方 屋外日陰なし 地面に育苗シートを敷いて巣箱を置く

 検体:らくらく交配シリーズの巣箱に入れた同等の内容のミツバチ(成虫約8000匹、蜂児約4000匹入り)を2群用意し、ひとつをミツバチホームに入れ、もうひとつは裸の状態とした。


岐阜県美濃地方の夏は日本でも一位、二位を争う暑い場所です。2021年の夏も暑かったぁ。

そんな過酷な場所に巣箱を設置しての検証となりました。

ミツバチホームに入れた巣箱

ミツバチホームに入れなかった巣箱

【得られたデータ】

●温度推移



折れ線グラフは検証期間の一部を抜粋したものですが、下の表は検証期間約3ヶ月間をとおした最高気温と最低気温を示したものです。

『ミツバチホーム』を使用すると最高気温と最低気温の差が少なく、温度の上昇/低下を抑えることができています。

すなわち巣箱内の温度を一定に保つ効果があると判断いたします。

●ミツバチの状態

検証開始から3ヶ月後の写真です。

ミツバチホーム使用 成虫の数 多

ミツバチホーム使用 蜂児 多

ミツバチホーム未使用 成虫の数 少

ミツバチホーム未使用 蜂児なし

検証を始めた時は共に成虫は8000匹程度、蜂児は4000匹程度いたにも拘らず、3ヶ月が経過すると差は歴然となりました。

『ミツバチホーム』を使用した群はおおよそ成虫5000匹いました。一方で未使用の群はおおよそ成虫1000匹まで減っていました。

また特筆すべき点は蜂児の数です。『ミツバチホーム』を使用した群の方が圧倒的に多いです。

蜂児は次の世代の働き蜂ですので、花粉交配用としての使用期間に大きく差が出る事は間違いありません。

ミツバチの数に差が出た要因として考えられることは女王蜂が休卵しなかったのではないかと推測できます。

女王蜂は毎日卵を産みますが、夏場や冬場は産卵をやめる(休卵)ことがあります。

しかし『ミツバチホーム』を使用することで巣箱内の温度が一定に保たれて暮らしやすい環境であった為に休卵しなかったのではないかと考えます。

●巣箱内の状態

『ミツバチホーム』を使用しなかった巣箱の中には少量の水が溜まっていて湿気が多くカビが発生していました。恐らく雨水が巣箱内に侵入したことによるものと考えられます。

一方で『ミツバチホーム』を使用した巣箱の中には水は溜まっていませんでした。多少湿気はありましたがカビの発生はありませんでした。

また『ミツバチホーム』の中にも水は溜まっていませんでしたので雨よけとしても使用できると確認できました。

【検証結果】

①『ミツバチホーム』を使用することで巣箱内の温度上昇・低下を抑制する効果があると確認できました。これはミツバチが暮らすうえで快適な温度帯を維持することができると言えます。その裏付けとして成虫の数、及び蜂児の数が維持されていました。

②『ミツバチホーム』を使用することで雨避けとしての効果があると確認できました。

【結論】

花粉交配用としてミツバチを使用する場合、受粉を円滑に行ってもらうためにミツバチが快適に暮らせる温度を維持することが重要であり、そのために『ミツバチホーム』を利用することは有効であると言えます。今回の検証で『ミツバチホーム』は年間通してご利用頂けると確認できました。

らくらく交配シリーズをご利用の際は合わせて『ミツバチホーム』をお使い頂くことをお勧めいたします。

『ミツバチホーム』にはらくらく交配巣箱を入れたまま持ち運びできるよう持ち手紐がついていますし、出入口開閉シャッターも装備されていますので使い勝手も良好です。

ハウスの中でも露地でもご使用頂けますので是非ともご検討ください。

ではまた。