2021年9月17日金曜日

初秋の川島養蜂場

 こんにちは。坂本です。

朝晩すっかり涼しくなってきましたね。皆様いかがお過ごしですか。


過酷だった真夏がようやく過ぎ、秋の気配とともに生物の活動が感じられるようになってきました。

ミツバチも酷暑の間はあまり動きが見られませんでしたが、最近は以前よりよく飛び回っているようです。

多くの働きバチが、花粉団子を脚に付けて持ち帰っています。



花粉団子があるということは、どこかで花が咲いているはず。

どんな花が咲いているのかしらと、蜂場周辺を散策してみました。

近くの畑にたくさん咲いていたのは、真っ黄色の花。ズッキーニかな?ウリ科のようです。

右の薄黄色の方はオクラの花ですね。どちらも花粉が多そうです。


こちらはオオブタクサ。かなり背が高く、3m近くまで成長しています。
この花からもミツバチが花粉を採っているのが確認できます。
花粉症の原因としても有名ですね。最近目が痒いなと思っていました…。


上はオオイヌタデ。よーく見ると、粒状のつぼみのうちいくつかが咲いています。
下はヒロハフウリンホオズキかな?緑色のホオズキに似た実が付いています。


右上はアレチウリ、右下はアレチヌスビトハギ、
左側2種は外来種のアサガオの仲間だそうです。

アレチウリ以外では、あまり蜂が訪れているのを見ません。


最後はミツバチ以外の生物です。

右上がセセリチョウの仲間、右下はジョロウグモかな?
左上がイナゴで左下は卵でお腹パンパンのハラビロカマキリのメスです。

他にもコオロギやキリギリスの仲間などが鳴いている声は四六時中聞こえるのですが、姿はなかなか見せてくれません。

冬が訪れるまでの短い間ですが、しばらくはにぎやかな時期が続きそうです。