こんにちは!
入社2年目 ミツバチ課の体力担当 松﨑です!
女王蜂のいない群、女王蜂の更新等で使用されるのが交配種王です!
交配種王とは、王籠に7~8匹の働き蜂と1匹の女王蜂が入った商品です。
今回はそんな”交配種王”の使い方を紹介させていただきます。
【手順】
①女王蜂がいないかの確認
王籠を導入する群に女王蜂がいた場合、馴染みません。
②王台の除去
王台があると新王が誕生して分蜂が起こってしまったり、王かご内の女王蜂が巣に馴染みにくくなります。必ず王台はすべて取り除いてください!
③巣箱への設置
王籠の設置場所は
1. 巣枠の上に置く 2. 巣枠の間に挟む 3. 巣枠の間に吊るす
これら3つの方法があります。
・巣枠の上
(メリット)手軽 (デメリット)夏場/冬場の死亡リスクがある
・巣枠の間
(メリット)夏場/冬場の死亡リスクが低減 (デメリット)少し手間がかかる
④女王蜂が群に馴染むまで時間を置く
群の大きさにもよりますが、設置後2~7日ほど様子を見ます。
④王籠から解放
女王蜂が群に馴染んだタイミングで王籠から解放します。
馴染んだ目安としては
1. 息を吹きかけると速やかに離れる
2. 王籠を噛んでいる働きバチがいない 等です。
⑤女王蜂の様子見
王籠から女王蜂を解放した後の経過観察をします。
女王蜂が噛まれていないか等のチェックを行います。
これで女王蜂導入の手順については以上になります!
文章だけでは伝わりにくいと思い、動画を作成したのでこちらも参考にしてください!
タイトル名:女王蜂の導入方法
【おまけ】
●女王蜂を導入する際のポイント
・女王蜂がいなくなってから24時間程度の無王群が一番馴染みやすいといわれている。
・働蜂産卵が行われている場合、女王蜂の導入が困難になる。
・巣箱へ王籠を設置する前に、王籠の砂糖部分にあるノックアウトを外しておくと、自然に女王蜂の開放ができる。
※注意 女王蜂が巣に馴染む前に王籠から出てしまい、外の働き蜂からかみ殺されてしまう場合があります。
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