2019年9月18日水曜日

養蜂場のいきもの カマキリ

本日の担当は坂本です。




昼間はまだまだ暑さが厳しいですが、朝晩はずいぶん涼しくなってきました。
日陰にいると風が心地よく、秋の訪れを感じます。


夏も終わりに近づいてきたこの頃、養蜂場への道でカマキリに出会いました。




フェンスの上から風に吹かれながら見下ろされました。
かっこいいなあ・・・!


こちらは違う日ですが、ベッコウバチの一種がクモを狩るところを目撃しました。


自分より大きなクモを重そうに引きずっていきました。
クモは刺されて麻酔でぐったりしているのか、脚がだらんとしています。
薮田くんによると、ベッコウバチの仲間はクモを専門に狩るのだそうです。
この後は卵を産み付けて、幼虫のエサにします。


車に引かれたカマキリも目撃しました。
カマキリの横で何やらのたうち蠢くものが・・・。


この黒く細長いものは、カマキリのお腹から出てきたハリガネムシという寄生虫です。
存在は知っていたのですが、生きているものを見たのは初めてです。
カマキリもそれなりに大きいのですが、寄生主よりもずっと長く結構太いので驚きました。
人間でいうと、2mくらいのサナダムシをお腹に飼っているようなものでしょうか。
なんだか重そうです。


秋も深まってくると、だんだん虫の種類も少なくなっていくので少し寂しいですね。



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