寒い日と暖かい日が交互にやってきて、
体調管理が難しい時期ですね。
三寒四温で春が近づく気配がします。
さて、暖かくなったことで、
川島養蜂場の多くの蜂群で「蜂児」が増えてきました。
「蜂児」とは蜂の子、つまり蜂の幼虫や蛹を指す言葉です。
女王蜂は気温が低い時期には産卵しません。
よって、冬の時期にはハチの巣内に幼虫や蛹は見られないのです。
2月ごろから産卵が少しずつされ始め、
3月になった今では巣板に大きな育児ゾーンが見られるようになってきました。
その巣房からは、卵・幼虫・蛹を経て、
ついに成虫となったミツバチが続々と出てきています。
幼虫から蛹になるときに、働きバチが巣房に茶色の蜜ろうで蓋をします。
蛹から成虫になると、その蓋を齧って外に出てくるのです。
真ん中あたりで顔が出始めています |
胸部が一番太いので、引っかかってもぞもぞしている時間が長いです。
一生懸命に出てこようとしているのを見ると、
いじらしく可愛らしく思えます。
胸部がつかえています |
あと少し!腹部だけ! |
ついに出房!大人の仲間入りです |
成虫になったばかりの蜂は全体に白っぽく、毛が寝ているのですぐ分かります。
これから様々な仕事を経て、ベテラン働きバチとなっていくことでしょう。
ワクワクする季節ですね。
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