ブログ管理人/中野です。
9月にブログアップしました、 「ビージム/BEE GYM 」
【フランスから養蜂器具入荷しました。】 https://api-beeblog.blogspot.com/2019/09/blog-post_12.html
直訳すれば「ミツバチの運動施設」ですが、なんと、この「BEE GYM/ビージム」
ミツバチヘギイタダニ防除器具なんだそうです。
こんな形状と色です。 |
形状からは使い方の想像がまったく出来ませんが、取説やHP確認すると、ダニに寄生されたミツバチがビージムの形状を利用してグルーミングし、ダニを体から取り除く手助けをしてくれるとのこと。
???イマイチ、仕組みがわかりませんが、論より証拠。
早速試してみました。今回は予備試験的な感じですが、以下レポートいたします。
①まず、中の様子がわかるようにアクリル巣箱にミツバチ付の巣枠をいれました。
②ビージムで落ちたダニがわかるように、ダニ計数用の粘着板を底に敷きます。
③巣枠の下、スモン口付近の底部分にビージムを設置します。(向きがあります。)
④ビージムを見て気になった子達が寄ってきたり、
たまたま付近を通った蜂だったり・・・。ミツバチ達がビージムで遊び始めた・・?
⑤ビージムに水平に張られているピアノ線状の部分が背中側のダニをこすり落とす補助。
⑥垂直に立っているへら状の部分がお腹側のダニをこすり落とす補助。
⑦ビージムのHPでは自発的にミツバチが体をこすりつけてる動画もありました。
ちょっと古いたとえですけど、吉本の寛平ちゃんのギャグ「かい~の!」をミツバチがやってる感じ でした。笑
⑧アクリルケース内ではちょっと観察が難しく、そういったシーンは見られなかったですが、
ダニが落ちて底を歩いてるところは見られました。
⑨まるまる1週間後、落ちて粘着板に付いたダニをビージム側半分と
何もない側半分で計数してみました。
⑩ビージム側:約20匹のダニを計測
⑪反対側:約10匹のダニを計測
結果/感想
試験は2019.9.11~9.18に行いました。
まあ、まだ何とも言えないですが、ビージム近辺でダニがたくさん落ちていたという結果です。
当然、現状のダニ駆除剤アピスタン、アピバールとうまく併用してという事でしょうが、
最初にコレを見つけて、何のための道具か知った時の驚き、感心、感動はFLOW HIVE以来でしょうか。よくこんなもの考えて商品化したな~!!って。
ビージムは今後もミツバチ課で継続して試験していきます。
担当スタッフより随時ご報告させていただきますので、是非ご期待ください。
=2020.3.20追記=
【新!!薬を使わないダニ対策】 https://api-beeblog.blogspot.com/2020/03/blog-post_20.html
0 件のコメント:
コメントを投稿