2025年7月16日水曜日

みつばち元気あめⅡの消費ペース

 みなさまこんにちは。

ミツバチ課の坂本です。


本日はみつばち元気あめⅡのお話です。

以前の記事はこちら>>【みつばち元気あめ】リニューアルのお知らせ

       ★新商品★ ミツバチ専用機能性キャンディー【みつばち元気あめ】

       【ミツバチの元気を保つ みつばち元気あめ】の給餌方法


みつばち元気あめⅡは、液糖を与えにくい厳冬期や移動時のエサとして

ご好評いただいています。

しかし以前より、「どのくらいのペースで与えたらよいですか?」という

ご質問をよく受けたまわっていました。


群の蜂数やその時の気温、巣板に貯蜜があるかどうか等、

条件によって消費量は変わりますので一概にはお答えできませんが、

参考になるものがあればと思い、消費量を観察することにしました。


観察実験を行ったのは2025/1/21~2025/2/21の約1か月間、

みつばち元気あめⅡが最も活躍する厳寒期です。

寒さのためミツバチはあまり動かない時期ということもあり、

最も食べやすい方法である「桟の上に直接置く」という手法を取りました。

ミツバチは4枚群、飴の量は一袋分の1kgです。

1/21 試験開始日

約一週間ごとに観察していくと…

1/27

2/4
2/14
2/21

みつばち元気あめⅡの山が中心からどんどん消えていき、

1ヵ月で完全に食べきってしまったのが分かります。


最も気温の低い時期でこの消費ペースなので、

より暖かくミツバチが活発になるとさらに早く消費するかもしれません。


「桟の上に置く」の他に「給餌器に入れる」方法も同時に試しましたが、

こちらの消費ペースはかなりゆっくりという結果でした。

1/21 試験開始
2/21 3割ほど食べた?

すばやくカロリーを摂らせたい場合は桟の上に置く方法、

ゆっくり食べさせたい場合には給餌器に入れる方法が良さそうです。

みつばち元気あめⅡをなめるミツバチ

みつばち元気あめⅡを与える際の参考にしていただけますと幸いです。

それではまた。


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2025年7月10日木曜日

【養蜂器具の使い方】ソ連式面布の装着方法

 入社2年目 ミツバチ課の体力担当 松﨑です。


蜂と触れ合う際に必要なもの その一つが「面布」です!


面布といえども、種類は1種類ではありません。

アミラン面布やソ連式面布など、さまざまな面布が存在します。

面布の種類が違えば、装着方法もそれぞれ異なります。


そこで今回は私たちが愛用している「ソ連式面布」の装着方法について説明したいと思います!


①ひもがついている部分を後方にして被ります

この時、後方でひもを交差させないようにしてください!

②ひもを後方から前に持ってきます



③前に持ってきたひもをリングに通します

※リングに通す際、ひもを前で交差させないようにしてください

右側のひもは右のリング、左側のひもは左のリングに通してください

 

④ひもを軽く下に引き、胸元に隙間ができないようにします。

⑤ひもを後ろにまわして交差させます

⑥クロスしたら、前にひもをまわして縛ります

完成です✨


文章だけでは伝わりにくいと思い、さらに分かりやすい動画も作成してみました!

タイトル名:ソ連式面布の装着方法


こちらもご参考にしていただけると幸いです!


【おまけ】

ソ連式面布の特徴

帽子と網が一体化している
→帽子の上部が開閉可能になっているのでいちいち面布を取り外さなくても飲み物や食べ物を摂取できる
・装着時に背中や肩、脇の部分等が密着するので蜂の侵入がしっかり防げる
顔に網が触れないように対策がされているので、顔周りを刺されることを防げる
あご紐があり、風が強くても帽子が乱れない