みなさまこんにちは。
ミツバチ課の坂本です。
本日は新商品「ポリカーボネート保温板」のご紹介です。
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ポリカーボネート保温板 |
こちらは「ポリカーボネート」という素材を発砲させて板を作り、
それを切り抜いて制作した保温板です。
ポリカーボネートは住宅建材や駐車場の屋根、機動隊の使う透明な盾などに
使われている頑健な素材です。
硬くて丈夫なため、強力なアゴを持つシロアリでも齧ることができません。
もちろんミツバチが齧って穴をあけることもありません。
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拡大写真 |
「発泡体」なので、板の中には写真のように空気の泡がたくさん含まれています。
この空気の層が外気からの冷えを遮断し、ミツバチの熱を外へ逃がしません。
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保温板使用例 |
使い方は一般的な保温板と同じです。
蜂群の巣板の両端に、はさみ込むような形で挿入します。
気になるのは断熱性能ですね。
そこで製造メーカー様によりJISA 9 521 の試験方法に基づいて、
熱伝導率を測定していただきました。
比較するのはアピの既存のカタログ商品、
発泡スチロールをベニヤで覆ったタイプの保温板です。
厚みはほぼ同じです。
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ベニヤ保温板 |
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断面図 |
結果は以下の通りで大きな差はありませんが、
わずかにポリカーボネートの方が断熱性が高いという結果でした。
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ミラポリカフォームの方がポリカーボネートです |
2月になりましたが、今年はまだまだ寒い日が続いています。
春先になって女王蜂が産卵を始め、幼虫や蛹がせっかく育っても、
急な寒の戻りで死んでしまうことがありますので保温はしばらく必要です。
ポリカーボネート保温板にご興味ありましたら、
ぜひ一度お問い合わせください。
アピホームページはコチラ>>https://api-odm.com/bees
WEBカタログ>>https://www.api3838.co.jp/catalog/index.html?pNo=1