【養蜂関係者皆様】
先日、宮崎県に出張した時の事です。
仕事を終え、ホテルへ向かう道すがら、
ふと目に飛び込んだ、
「蜂の巣入口」というバス停。
そしてその近くに県道から外れる脇道があり、
「蜂之巣公園」の看板が!!
これは養蜂に携わる者としては是非行ってみなくては!
疲れた体をホテルで早く休めたい・・・という気持ちを抑え、
脇道に・・。
寄り道すること1分、すぐに「 蜂之巣公園」に到着。
渓谷のコテージとオートキャンプ場のようです。
管理棟の前に「蜂之巣岩の由来」という石碑が。
石碑の内容によると、このあたりは「蜂之巣」という地名らしく、
その由来が渓谷の岸壁の中腹に数十個の穴が開いており、
その様子が蜂の巣穴のようであることから、
このあたりが「蜂之巣」と言われるようになったのだろうとの事...。
ふむふむ。なるほど、その岸壁、是非見てみたい!
管理棟の職員の方に、由来の岸壁の場所を聞き、
「歩いて10分ぐらい」とのことなので早速見に行きました。
職員の方のお話では、岸壁に生えていた木が枯れて、
年月がたち朽ち果てなくなり、ぽっかりと穴があいていったそうです。
教わった通り、遊技場を抜け、川沿いを歩くこと10分。
ありました!岸壁の岩肌に数個の穴が見られます!
「なるほど!これが蜂の巣!!」
「うん、蜂の巣穴...だ?!」
「う~ん?これって、蜂の巣穴、、、に見えるか?」
まあ、蜂の巣穴に見立てられなくもないが、
正直がっかり・・。
失意のうちに帰ろうと思い、その場から少し歩き、
ちょっと離れた場所からもう一度振り返って見た時!!
「あっ!!コレ蜂の巣じゃん!!」
岸壁全体を遠目で眺めたら、
ちょうど4枚の自然巣がぶら下がっているように見えます!
また、そういう目で見ると、岩肌の模様も蜂の巣房に見えます!
色合いの上部と下部のコントラストも蜂の巣のように見えます!
「蜂之巣」の名前の由来は
岩肌の穴が「蜂の巣穴」に見えるからって、
石碑まで作って解説してあるので、
ケチをつけるのはヤボですが、
これ絶対、昔の人は渓谷の岸壁全体を見て
「ニホンバチの巣」に見立てて
「蜂之巣」って地名にしたんじゃないかなぁ、、、。
是非、誰か見に行って、同意して...ほしい(笑)
宮崎県日南市よりミステリーレポートでした。