2024年12月23日月曜日

新除菌水!!

 

皆様初めまして

はじめてブログをかかせていただきます、入社2年目の福田と申します。

 



今回私の記念すべき初投稿で、満を持して紹介するのが「ハセッパー水」です。

ハセッパー水、化学名称は次亜塩素酸です。

次亜塩素酸は食肉工場、病院の手術室等、厳しい衛生管理の必要とされる場所においても菌の付着、除菌及び感染症対策を目的として使われています。

ハセッパー水は、塩素系の除菌水である次亜塩素酸ソーダを低濃度の希塩酸を高精度に希釈混合しpHを調整したもので、これにより一般的な次亜塩素酸ソーダの約8倍の除菌力があるといわれています。

また次亜塩素酸ソーダに比べ、微酸性に調整することで安全面も向上しています。次亜塩素酸ソーダはもともと水に薄めることで安全に使用できる除菌水なのですが、高濃度で使用すると皮膚や粘膜への刺激性を持ちます。ハセッパー水は高濃度でもそういった刺激性は持たず、目に入ったり、誤飲したりしても害にはなりません。

 

なぜここで除菌水なんか紹介するのか、養蜂に関係があるのか、ここまでこのブログを読んでいただいた方の中には、そういった疑問を持たれている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

 

関係大ありです!!!

 

なんとこの除菌水、ミツバチの病原菌への効果が期待できるのです!!

 

人間と同様、ミツバチの病気も、何らかの菌によって蔓延する事がほとんどです。


以下の表はハセッパー水を扱われている会社の方からいただいたミツバチの病気の原因菌とそれに対するハセッパー水の有用性を示した表になります。見てもらうとわかるように主要なミツバチの病気に有効性が見込めるという紹介がされています。

 


 実際に、今年のアピの現場で、梅雨が始まる3週間前から週2回ハセッパー水を使用した群と使用しない群で、違いを観察しました。

 

使用方法はとても簡単で、100均などで購入できる霧吹きにハセッパー水と水道水を5:5の割合で混ぜ、病気の症状がみられる巣板に数回噴霧するだけです。蜂にかかっても蜂への影響はありません。(冬の時期に使用する際は、ミツバチの体温を奪う危険性があるため注意が必要)




 結果として、一度チョーク病を罹患した群なのにもかかわらず、ハセッパー水を使用した群ではチョーク病の罹患蜂児がみられず、使用していない群では大量の罹患蜂児がみられました。



・ハセッパー水を使用しなかった群




・ハセッパー水を使用した群(もともと罹患群なので蜂児がまばらだが、罹患蜂児はみられなかった)

 

またこの除菌水は、菌や有機物に触れると除菌した後、ただの水になるため、ハチミツなどにも残留のしない、養蜂家の方にとてもお勧めできる商品です。是非一度お試しください。

 

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